勇んで始めた、シーモンキー飼育日記だったが、1ヵ月もたたないうちに全滅してしまった。原因も不明だが、卵が残っているので、第2部として、飼育を再開した。
※古い日付のほうが上のほうにあります。
5月27日 第2部開始
全滅に終わった第1部の反省を何もふまえずに第2部開始。だって、原因わかんないんだもん。
とは言え、今回は初期値として与えるたまごの数を減らしてみた。前回は付属スプーンにいっぱいたまごを入れたのだが、今回はほんの数えられるほどにした。写真を見比べてもらえると違いがわかるかと思う。あと、水槽をもうちょっと窓辺に置いてみることにした。前回は暗い場所ではなかったが、直接は日の当たらないところに置いていた。今回も、直射日光は避けるものの前回よりは明るい場所にしてみる。これから夏に向かい、しかも閉め切った部屋の中で水温が上がりすぎるんではないかという心配はあるが、そのへんはまぁ様子を見ながら変えていこうかと。
それ以外の条件は前回と同じ。“1の袋(海水のもと)”は前回で使いきってしまったので、水は前回のものをそのまま流用。少し間があいて水が減っていたので、つぎ足してある。
今回は、うまくいくといいなー。
5月28日 生まれてる生まれてる
たまごを入れて24時間もたたないうちに3匹生まれていた。で、35時間ほどたった今では20匹くらいだろうか、元気に泳いでいる。えさをちょこっと入れてみた。
写真はうまく撮れないなー。黒い4つの点のように見えるのがベビー・シーモンキー。どうもピント合わせが難しい。以前にも書いたけど、手動だしね。ピント合わせが難しいもうひとつの要因は、私のデジカメの小さな液晶画面では、ピントが合っているのかどうかよくわからない、というのもある。ところで、この写真のバックがグレイなのは、水がにごっているのではなくて、背景に窓のすりガラスがあるから。光のあたるところで撮影したほうが、シャッタースピードが速くなるので、動いてるやつらでも止めて見られるかな、と思ったんだけど、ピントが・・・。
5月29日 あまり変化なし
数も減ってないみたいだし。いや、むしろ増えてる。30匹くらいいるだろうか。まぁ、どうせ生き残るのは数匹だろうが、ここまではとりあえず順調だ。
新兵器、と言ってもたんなるルーペなんだけども、撮影に導入してみた。ルーペをデジカメの前に当てて、やはり手動でピントを合わせる。で、実際には左の写真のように写ってしまう。右2つが、その一部をアップにしたもの(正確には、こちらが当倍で、左のが20%に縮小)。やはりピントがうまくあってないけど、今までのような虫めがねに比べると大きく写っているのがわかると思う。特に一番右のなんか結構いい感じなのでは? もうちょっと練習してコツをつかめば、もっとはっきりした姿が撮れそうな予感。
匹数的なところでは、ほとんど変わってないかな。
5月31日 重要な発見
昨日撮影していて、大事なことを忘れていた。このデジカメにはズーム(デジタルズーム3倍だけど)があったんだ。で、ルーペ+ズームを使って撮ったのがこの写真。ピント合わせの経験値が上がったこともあって、長めの雨粒みたいな形の体に2本(?)の腕みたいなのが出ているのがよくわかるでしょ?
でも、表題の“重要な発見”というのはそんなことではなくて。やつらは光に集まる!ということがわかった。光か! 昨日の写真と違って、今日のはバックが黒いのだけれども、これはバックに黒い紙を置いているから。で、そうして撮影していると、やつらは、水槽の中心から、より光のあたる、水槽の端っこの方へ集まっていったのだ。左の大きな写真が、その集まっている様子。ただし、全部が集まるワケではないようだ。いぜんとして我関せずといった顔をしてゆうゆうと泳いでいるやつもいる。いや、顔は見えないけれども。また、夜になると泳ぎがにぶって、一瞬、数が減ったように見える。ということで、シーモンキーといえども光を必要とする生き物であることがわかって、なんかうれしい。こいつらと心が通じあえた瞬間とでも言おうか。違うか。違うな。
数はあんまり変わってないように見受けられる。あと、えさを入れた。
6月1日 や・ば・い
今朝起きて、水槽を見てみてビックリ! シーモンキーの数が大激減。7〜8匹しかいなくなってる。しかも、そのうち元気に泳いでるのは2〜3匹で、残りは泳いでいるというより、ただよっているという感じ。昨日のうかれたような日記がうそのようだ。ここにきて突然のジェノサイド? 集団自殺? やつらのことを少しでも理解できたなんて思い上がりだった! それにしても、これはいったいどういうことなんだろう? ほとんど全匹に影響を与える原因とは? 水温? 酸素が足りない? なにかの有毒物質? それとも? なんで? なんで? なんで?
6月2日 終了
合掌。